系統用大容量高性能蓄電池システム(全固体電池)技術発表会・関連技術講演会開催

 2024年6月4日に株式会社QD Power(本社:広島県広島市・代表取締役 寺田典広)、株式会社サンエス(本社:広島県福山市・代表取締役 佐藤卓己)、ソリッドバッテリー株式会社(本社:東京都港区・代表取締役 鈴木修一)と協同で、広島工場において大型モジュール製品紹介として充放電テスト並びに「大容量高性能蓄電池システム技術説明会及び関連技術講演会」を開催しました。

 ソリッドバッテリー株式会社は、AMPOWER全固体電池に関わる日本での商品化におけるすべての使用権を保有している事業会社です。
 そのもとに株式会社QD Powerは「系統用大容量高性能蓄電池システム(全固体電池)」を製造・販売していきます。
 株式会社サンエスは、その製品製造のサポートを行います。

当日はエネルギー企業、電気機器メーカー、造船会社を初め、多くの企業・団体あわせて200名以上の参加者を迎え盛大に開催することが出来ました。

充放電テストの様子
大型モジュール製品紹介の様子
講演会の様子

全固体電池の製品紹介と充放電テストでは、参加者の関心が高く質問が絶えませんでした。

 また、関連技術講演会の第1部では大和製罐株式会社 有馬 理仁 氏(立命館大学 理工学研究科 授業担当講師)を講師に迎え「次世代の大容量高性能蓄電池 その特性と将来への可能性」をテーマにご講演いただき、高安全性、高エネルギー密度、高出力密度の全固体電池の必要性、当該蓄電池の高い性能試験結果などを丁寧にご説明頂きました。

 さらに株式会社AnPrenergy 代表取締役 村谷 敬 氏に「エネルギービジネスの暗雲を切り拓く蓄電池ビジネスの曙光」をテーマにご講演いただき、系統用蓄電池ビジネスの仕組みや求められる性能などを楽しく、また分かり易くご説明いただきました。

 今後、弊社では広島を起点に、国内数カ所に同様の大容量高性能蓄電池システム組立製造拠点グループを結成し、各地域の新産業育成に貢献しながら、3年後には年間3GWhの製造供給体制の構築を目指してまいります。

2024年6月4日 系統用大容量高性能蓄電池システム(全固体電池)技術発表会・関連技術講演会資料
広島工場において大型モジュール製品紹介として充放電テスト並びに「大容量高性能蓄電池システム技術説明会及び関連技術講演会」を開催しました。
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